はるか昔、世界の東の果てにあった島国 ジパング。
そこは季節を問わず花が咲き乱れる平和な国で、人々は日々強く穏やかに生きていた。
美しい島国ジパングを舞台に繰り広げられる、「火の勇者」たちの物語。
1989年にゲーム史上初の「和風RPGシリーズ」としてシリーズ1作目「天外魔境 ZIRIA」が登場。
RPGの金字塔として名高いこのシリーズは、外国人の見た日本、ゲイシャ・フジヤマ・テンプラ・スシの世界、架空の国「ジパング」を舞台に繰り広げられる大冒険活劇RPGである。
天外魔境シリーズは、「ジパング」の3地方 坂東、大和、九州を舞台とした「ZIRIA」「卍MARU」「NAMIDA」の3作のほか、スピンオフ作品としてアメリカ・ニューオリンズが舞台の「第四の黙示録」、シリーズ2作目に登場する人気キャラクター カブキ団十郎が主人公として活躍する「風雲カブキ伝」などが発売されている。
原作：P.H.チャダ、企画・監修：広井 王子、絵師：辻野 寅次郎
当時としては世界で初めて、RPGにCD-ROMというメディアを使い、ビジュアルムービー・オーケストラ・生声などを入れ、TVゲームを今日のエンターテインメントの域まで引き上げた立役者。
天外魔境Ⅰ、Ⅱでは、それぞれ坂本 龍一、久石 譲が音楽を担当。また、Ⅲでは主題歌にサラ・ブライトマンを起用している。
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